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繁忙期到来しています~農産物検査センター通信~

収穫の季節の到来とともに、農産物検査センターは残留農薬自主検査の繁忙期を迎えます。

この時期は、オホーツク管内の各JAから、玉ねぎや馬鈴しょなどの検査試料用の採れたて野菜が毎日続々と届きます。 急ぐものを優先に、その日ごとに何点やるか、最大限の数で調整します。

これから切り刻まれる玉ねぎとかぼちゃたち(箱1つが1試料)

(この日は他に馬鈴しょ、にんじん、スイートコーンもありました。)

    

検査にかける試料の下処理の様子をご紹介します。

     

前日までに引き受けた試料を朝から、
洗って、
切って、

切って
切って
切りまくります。

大量に野菜を切るので、これから夕飯の支度か、給食センターか、宿泊学習のカレー作りか、といった匂いがセンター内に充満します。

   

その間に、検査室で試薬や検査機器類の準備が進められ、
また、当日に持ち込まれる試料へのご対応をしつつ、
切った野菜を次々にミキサーにかけ、検査に供します。

切った試料はむらなくよく混ざるようにシェイクしてからミキサーにかけます。

ペースト状になった試料に試薬を加え、農薬成分を抽出していきます。

   

使用済みミキサーも続々とたまっていくので、
余った試料という名の大量の野菜ペーストを処分し、ミキサーも同時に洗っていきます。(課長も頑張ります)

  

繁忙期は午前中いっぱいを使ってこのような作業をしています。

   

検査センターの職員総出で、段取りよく作業を進めることで、最近では一日最大40検体ほどをこなせるようになっています。

   

   

次回は、ペーストになった試料をどのように検査するかを簡単にご紹介します。

   

   

※ 農産物検査センターでは、オホーツク地区JAグループが一体となった残留農薬自主検査によってオホーツク地域農産物の安全・安心を確認しております。その他、JAの営農指導への活用を目的に秋まき小麦の「コムギ縞萎縮病」「コムギ萎縮病」の検診も実施しております。

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