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ペーストの大変身!! 冬も検査をしています編~農産物検査センター通信~
年が明けて早1ヶ月、皆さま元気にお過ごしでしょうか?
本日は前回の続きで、”ペーストになった試料でどのように検査を 行うか?”をお伝えします。
12月~2月末にかけては馬鈴しょ、玉ねぎをメインに検査を行っています。
繁忙期に比べ検査点数が緩やかになる時期ですが、繁忙期同様、気合を入れて検査を行っています!
それでは大変身を見ていきましょう。
ペーストになった試料は、抽出・精製の工程に入りますが、メインとなる抽出の工程を見ていきましょう。
まずは薬品を加え振とうします。

検査にかける試料の下処理の様子をご紹介します。
薬品を加えた試料がこちら!
かなり濁っていますね。

次に薬品と試料がしっかり混ざるよう、振って振って振りまくります。 (腕が悲鳴を上げても振り続けます)

その後遠心分離機にかけて・・・グルグルグルグルグル・・・
どれくらいの早さかというと、1分間で3,000回転!これを5分かけます。
一般の扇風機の強モードでも1分間に1000~1500回転なので、かなりのスピードですね。


そしてきれいに分離して抽出された試料がこちら!!
美しい層になっていますね~

最後にこの上澄液を精製し、やっと分析器にかけることができるのです。
簡単に紹介するつもりが、なかなか長くなってしまいました。(反省)
次回も、検査センターの仕事の様子についてご紹介する予定です。