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コムギ縞萎縮病検診がピークを迎えています~農産物検査センター通信~

こんにちは。

オホーツク地方もようやく暖かくなってきました。

春めいてくると、検査センターでは秋まき小麦の「コムギ縞萎縮病」検診が始まります。

「コムギ縞萎縮病」の症状は、「葉が黄色くかすれ、葉が縮む」と表現されます。これは小麦が病気以外の理由で生育不良のときとも似ていて、その見分けは専門家でなければなかなかに困難。一度発生してしまうとやっかいな病気なので、病気とそうでない畑を正確に見分けたいというニーズがありました。

↑かすり症状の見られる縞萎縮病に感染した小麦の葉

そこで、検査センターでは一度に多数のサンプル数を比較的少ない手順で検査できるエライザ法にて、令和3年度より検査の対応を開始しました。

 

エライザ法では病気になっていない小麦の葉も必要なので、毎年検査センターでは検査時期に間に合うように小麦を育てます。

今回はその様子をお届けします。

 

【3月12日】 種の準備  

  

 

【3月21日】 発芽した種をプランターへ

 

【3月28日】 伸びてきました

 

【4月1日】 元気に育ちました

 

今年も無事に検査に使用するために十分な量を確保できました。

 

  

※ 農産物検査センターでは、オホーツク地区JAグループが一体となった残留農薬自主検査によってオホーツク地域農産物の安全・安心を確認しております。その他、JAの営農指導への活用を目的に秋まき小麦の「コムギ縞萎縮病」「コムギ萎縮病」の検診も実施しております。

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